2013年03月13日

生田斗真の演技がハイレベルだった映画『脳男』。

なにが凄いって公開してからヒトツキ経つのにcoco-映画レビューサイトで話題度が1位ということ。ココはトップページで公開前からどんな作品がつぶやかれたか順位付けるのだけど。普通は日にちが経つにつれ順位が落ちるのですよね。未だに1位キープは凄すぎる。

映画『脳男』公式サイト 映画『脳男』公式サイト
二階堂ふみちゃんはサイコ先生に追いかけられたのがトラウマになり爆弾魔になったのね。ああ、現実と虚構の世界がゴッチャw。

つか鈴木一郎役の生田斗真が凄すぎですね。『悪人』はブッキーの演技力がターニングポイントだったように『脳男』は生田斗真か。でもトーマのひとり勝ちというのではなく脇キャラもしっかりしていて良い感じに仕上がっていますね。

松雪さんはクールビューティーだし(なにしろ監督の指示だそうでw)。茶屋役のパーマ江口は松田優作や原田芳雄をイメージして演じたそうで。生田斗真のインタビュー記事に撮影終了後しばらくして松雪さんから電話があり「真っ白い灰になった」ようなことを言い合ったというのがわかる気もする。観客もこんなに疲れるんだから演じる側はもっと疲れたに違いないし。

爆弾魔の緑川を演じる二階堂ふみちゃんがパネェw。眉毛無いとこうもイメージ違うものなのか・・恐いわ。鈴木一郎に興味持って殺そうとするのだけど「そこまでやるか!」みたいな。クライマックスの鈴木一郎vs緑川は凄かった。というか生田斗真が凄い。

真梨子(松雪泰子)と鈴木一郎との掛け合い(?)も見もの。「あたしとセックスしたい?」なんて質問w。松雪さんなら誰でも「はい。よろこんで」だろーが(居酒屋かw)。このテストで鈴木一郎君はちょっと普通の人と違うんじゃね?ということがわかるのですが。つか感情のない人間なんて生きられるのかなぁ?そういう会話があったけど。人間って感情の動物だから(だから考える葦であるのだね)感情のない鈴木一郎は動物扱い?そんなわけないのですがね。

この作品のメインは鈴木一郎vs緑川紀子なんですが。それに巻き込まれるのが真梨子やパーマ茶屋。メインからちょっと逸れた話で「神」という言葉が出てきます。水沢ゆりあが緑川紀子に言う「あんたは私の神様だから」。志村の母親が泣きながら真梨子に言う「先生は神様です」。そして真梨子ママがテレビを見てぼそっと「神様っているんだねぇ」。三者三様の神がいるのですよ。何気ない台詞ながら「センスある演出だよなぁ」と思いました。

冒頭に真梨子の理念や理想が出てくるのですがラストは一気に覆される皮肉といったら!監督さんや脚本家のセンスありまくりスね。

そして怒濤のクライマックス。映画全体としては『羊たちの沈黙』と『ミザリー』を足してちょっと『アンブレイカブル』の味付けをしてみました。しかも邦画です。的なノリですかねぇ。

まさかエンディング曲がアレだとは思わなんだ。耳から血を流して倒れるレベルだよ(倒れるといっても座っているのだがね)。最後までセンス良すぎw。最初のバス爆破シーンで黒こげの子供が「タスケテ」と歩いてる演出は要らないと思うが(だってバスの乗客が爆風で飛ばされたとしても立ってるなんてあり得ないでしょ)。
タグ:邦画
posted by ブリ at 09:00 | 東京 ☀ | Comment(2) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
ブリさんのレビューを読んだだけでも、かなりヘヴィな映画だなってことが伝わってきましたよ〜。
これは観ないわけにはいきませんね(行ける日、見つけないと)。
Posted by kiyotayoki at 2013年03月13日 13:05
『デスノート』の心理戦が好きな人には堪らないかと。心理戦関係ないがw。
生田斗真がゆっくりとこちらを向くシーンはなんだか背筋がゾクゾクしました。
原作の緑川は男だそうですがあんだけ凄いキャラ(しかも爆弾魔)なので誰もやりたがらなかったそうで。しかたなく監督が間口を広げたそうです。最終的にはアレでおっけーかもw。
Posted by ブリ at 2013年03月14日 18:54
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